“オタクの夢を叶えたい”と銘打っておきながら、日々為替と株に振り回されるばかりの当ブログですが、ようやくそれらしい話が書けそうな案件が先日舞い込んで参りました。
なんと、くろやぎの大好きな声優の緒方恵美さんが、デビュー25周年のアルバムをクラウドファンディングで作りたいとおっしゃっている!!
なぜクラウドファンディングで、自主制作でアルバムを作るのか、その目的として
1 海外のファンに、正規品を、日本のファンと同時にお届けしたい。
2 できれば日本のみなさんに、私達が置かれている現状を、もっと知って貰えたら…。
ということを挙げていらっしゃいます。
所属しているレコード会社からの販売では現状海外へ届けるルートがなく、これは日本のレコード会社全体の傾向であるということだそうです。
くろやぎも今回初めて知りました…
ファン歴20年以上*1のわたくしとしてもぜひ応援したいこの企画。
何よりもこういうことに常に挑戦し続ける緒方さんが好き。好き過ぎる。ロックです。
ロックといえば彼女の所属しているレコード会社であるランティス!です。
こういうことって従来の日本のレコード会社とか音楽業界、アニメ業界もそうかもしれませんが、そういう業界を端から見て来ただけのただのファンから見ても、アーティスト、クリエイターにとってとてもリスキーな行為だと思うんです。もう一緒に仕事させてもらえなくなる的な。下手したら業界全体から締め出されるんじゃないかってくらいのイメージでした。
でもランティスはむしろ背中を押してくれているというじゃありませんか。
胸熱とはこういうことを言うのであろう。
よし、支援するぞ〜〜
と思い、ここで、さて、クラウドファンディングって何ぞやと思いました。
なぜか価格.comさんに解説があったので引用します。
クラウドファンディングとは、目的を持った事業法人や個人に対し、インターネットを活用した仕組み(プラットフォーム)を通じて、不特定多数の出資者が集まり資金提供を行うことです。
出資者は、各サービスサイトに提供されるプロジェクトの情報から自分が共感したプロジェクトやサービスに資金を提供し、出資後はプロジェクトの実施状況の報告を受けたり、見返りとしてサービスや商品を受取ったり、現金配当を得たりします。
クラウドファンディング(crowdfunding)という言葉は、crowd(群集・大衆)によりfunding(資金調達)を行うという意味から新たに作られた造語です。
あ、cloudじゃなくてcrowdなんだ。危うく雲のイメージ画像貼るとこだったぜ(笑)
で、今回緒方さんが挑戦しようとなさっている企画は、見返りとしてサービスや商品を受け取ることができる、「購入型」ですね。(なのでタイトルの「投資」ってとこにクエスチョンマークつけておきました。)
さて、この購入型クラウドファンディングの仕組みですが
プロジェクト・イベント等にパトロンのような形での出資者を募る仕組み。出資者は金額に応じたサービス・商品等を得ることができる。
とのことです。パトロンって素敵な響き…
それでですね、支援者側の具体的なやり方としては、支援する金額の高低に合わせてそれぞれリターンが設定されているので(合計したら目標金額に達するように募集数が設定されているのですね)、自分が支援できる金額を選んで購入すると。
高額支援者にはそれなりのリターンが用意されています。
が、実は、設定されている各金額はこちらが支援できる最低金額で、それ以上上乗せして払っても良いわけです。
と、いうことはですよ。
みんなで目標を達成するって考えた時に、
背伸びして無理めの金額を出すよりは、
手の届く金額に対してみんながちょっとずつ上乗せした方が素敵な結果になるんでないの?
って思ったわけです。
なかなか奥の深い仕組みです。
そうすると、自分で支援する額を決めて良いってことですよね。
って思った瞬間に語呂合わせ好きの血が騒ぎ出したくろやぎさん。
以前の記事もご覧ください。
金融機関のパスワードやカードの暗証番号が増えてきて困ること(オタク編) - くろやぎの投資でオタクの夢を叶えたいブログ
何かしら愛が伝わる語呂合わせを作りたい…
そんなこんなでワクワクドキドキです。
「投資」って、もちろんお金増やすためにやってるんですけど、それはなぜかというと「お金」によって「自由」を得たいからで。
お金さえあればこうやって自由に作品作りができる!
って本来の投資の姿じゃないですか(タイトルにはクエスチョンマーク付けたけど)。
素晴らしい。
為替と株に振り回されっぱなしのくろやぎが、初心に返ることができた話でした。
*1:何せ声優さんという“中の人”の存在を知ったのがこの方のデビュー作だったもので、演じている彼女を認識するまでのタイムラグがあったのです