以前の記事で触れました通り、今年はMFクラウド確定申告を使い始めたんですね。
で、簿記の専門用語が山のように出てきたので少々面食らってしまって、とりあえずくろやぎは白色申告だし、簡易な方法での記帳で良いかなと思っていたんです。
でもやっぱりちゃんと知りたい!と思い直しまして。
(これはくろやぎの、物事の理屈を理解した上でないと動けなかったり、自分が納得しないとなんだか気持ち悪い、といった個人的な性質によるものであり、ソフト自体は知識がなくても使えるようになっています。)
せっかく勉強するなら資格も取れたらいいなと思い、「みんなが欲しかった簿記の教科書(日商3級商業簿記)」という本を購入しました。
同シリーズに「みんなが欲しかった簿記の問題集」もあるようです。
分厚さから推測して大体1000〜2000円台かなと思っていたら本体900円!とちょっとびっくりしました。
また、同じTAC出版から効率良く勉強したい方向けに「スッキリわかる日商簿記」というシリーズも出ているようです。
他に資格勉強用でない本で基本的なことを簡潔にまとめてあるものやマンガで平易に解説されているものなども見つけましたが、くろやぎの上述したような性質には基礎から細かいところまでしっかり勉強する方法が合っているのかなと思いました。
「みんなが欲しかった簿記の教科書」では、カラーで必要に応じて絵や図を使って解説されていて、頭に入りやすいです。
借方(左側)と貸方(右側)のどちらに書くかという時に、解説に出てきた図を頭の中でイメージして「こっち」とやりながら、一つ一つ覚えていっています。
視覚的なイメージで物を覚える人には割と易しいかもしれませんね。(この本の解説の仕方というよりは簿記自体がそういう性質のものなのでしょうか。全くの勉強し始めなもので…)
問題集ではないですが練習問題もしっかり載っています。
(それと、表紙を裏返してカバーにできるのが可愛いです)
MFクラウド確定申告で例えば借方に「通信費」を選び、貸方に「普通預金」を選んで入力すれば、自動で「通信費を普通預金で支払った」などと表示してくれます。
なので、理屈がわからなくても多分使えるんですけど、理屈がわかるとスッキリしますし、ますます興味も湧いてきます。しっかり勉強してうまく使えるようになりたいなと思います。
そして、目指せ3級取得!
知らなかったことを勉強すると、それまで世の中に存在しているのに自分には見えなかった物事が見えてくるようになりますね。それが楽しい。
単式簿記の概念しか頭にないと、お金というものは
使うことで減ったり、あるいは貯まったり増えたりするもの
に見えますが、
複式簿記の存在を知ってみると、お金は
姿形を変えて流れていくもの
に見える気がします。
紹介した本はこちらです。
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